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Channel: スポーツナビ+ タグ:行弘剛
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本人が忘れた頃に叶っている オープン戦~亜大×福岡大

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福岡大    0 0 0 0 0 0 0 0 0 0亜細亜大  2 1 0 0 0 1 0 0 x 43月20日 亜細亜大グラウンド福岡大  中島、松田、行弘 - 梅野亜細亜大  花城、藤本、山崎 - 嶺井本塁打 大月(亜細亜大)JR武蔵引田駅を降りてすぐ目の前にある木は花が満開直前の状態でした。もうそんな季節なんですね~というわけで、その武蔵引田駅から徒歩10分ほどで着く亜細亜大グラウンドで、亜細亜大と福岡大のオープン戦を観戦してきました。亜大の先発は新2年生の花城直。八重山高校時代より速球の速さ&球威には定評のあった彼ですが、相手も全国レベルの強豪福岡大だけに、少しでも球が高めに浮いたりなど甘めに入るとすぐに長打を浴び、たびたびランナーを得点圏に進められる投球でしたが、それでもおそらくフォークと思われる落差の激しい落ちる系の変化球がよく効いて福岡大に得点を許さない力投を見せます。福岡大がチャンスを作っては亜大先発花城がふんばって得点を許さないのに対して亜大打線はチャンスを着実にものにします。福岡大先発の中島彰吾も力強さを感じさせる投球でしたが、立ち上がりは球に体重が乗りきれていない状況だったのか、はたまたコースが甘めになりがちだったのか、亜大打線にいきなり捕まります。1回裏、高知高校を卒業したばかりの亜大の新1年生ながら今日は1番ショートで出場の法兼駿がいきなり福岡大先発の中島から思い切りのいいスイングをして左中間ツーベースヒットを放つと、送りバントを挟んで3番レフト大月将平がこれまたフルスイング!打球はレフト方向への豪快な2ランホームランとなり亜大が先制します。続く2回裏にも、亜大打線はランナーを一人得点圏まで進めたところで、打順は1番に戻って、先ほど先制のホームを踏んだばかりの法兼がまたしても迷いのないスイングを見せると、打球は今度はライトフェンス手前まで飛んでいくタイムリーツーベースヒット!更に1点を追加します。亜大打線に何度もいいスイングをされてしまい序盤で3点を失ったものの福岡大の中島は3回以降は安定したピッチングを見せ、更に互いの後続の投手も好投を見せて、試合は亜大がリードを許したままの展開で終わりました。ところで私、このオープン戦を見るにあたって下心というか、亜大の山崎康晃と福岡大の行弘剛の両投手が見れればいいねぇ~、なんて考えていたのですが、試合を見ていてその願望を自分でも忘れかけていた終盤8回になってひょっこり両投手ともマウンドに現れました。人は願い事なんて叶わないと文句を言うが、実は願いというものはこっそりと本人が忘れた頃に叶っているものだ。こういうことって日常とかでよくありますよね?福岡大の新3年生としてエースをねらう行弘剛。ゆったりとした投球動作からピュッとキレのいい投球を投げ球速はそれほどではないにも関わらず打者から三振を奪える投手で、今日も1イニングを投げ2奪三振でした。こちらは亜大の新3年生で東浜巨(現福岡ソフトバンク)→九里亜蓮と続く亜大エースの系譜を受け継ぐ者として期待を集めている山崎康晃。今日投げた両軍合わせて6人の投手の中で私の目測ですが一番速いと感じたのが彼。福岡大の主将で4番主砲でもあり更に今年のドラフト上位候補としてプロからも熱視線を送られている梅野隆太郎と対戦した時など、高めに速球を立て続けに投げて梅野は連続空振り。2ストライクまで追い込まれた後はさすがに梅野はファールなどでフルカウントまで粘るものの、最後も山崎はやや高めへ力強い投球を投げ込み梅野をライトフライに打ち取るという、強打者に真っ向からの力勝負で勝つ投球を見せてくれました。

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